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守屋山(1651m立石コース)に登ってきました!
 南信州自然探訪シリーズ4です。

伊那市(旧高遠町)の北のはずれにある(というか諏訪との境)守屋山へ登ってきました。守屋山にはいくつかの登山コースがあるのですが、今回は立石コースから登りました。
立石コースは地元片倉の守屋源一さんひとりで1999年夏に開通ささせた登山道だそうです。   亀石まで結構急は斜面をジグザグに登ります。 これが亀石です。といわれてもあまりピンとこなかったのですが、実は左手前の石が頭にあたり、右の大きな岩が甲羅なんだそうです。  ここからは比較的平坦な道になり、左にまいていきます。 この看板のとおり「ヒトリシズカ」や「スミレ(ちゃんとした名前はわかりませんm(..)m)」の花がいたる所に咲いていました。特に「ヒトリシズカ」は「群生(ちょっと大袈裟?)」していて「ひとり?」、「静か?」って感じでした(写真は撮ってあったのですが、ピンボケでお見せできません)。

立石コースは大きな岩が沢山あり、それぞれに名前が付いているのですが、結構つっこみどころがありそれを楽しみながら登ることができました。例えば・・・ こんなのも・・・
で、ともするうちに最初の休憩場所に到着!その場所は・・・ 「立石」、中央にある大きな岩がそれです。このコースの名前にもなった岩ですね!
今回の参加者は諏訪地区から直接参加された方もいらっしゃったので、ここで始めの会となり、堤先生にご挨拶をいただきました。 またしばらく平坦な道をいくと、最初の分岐にさしかかりました。右手に行くと尾根ルート左に行くと岩見ルート(岩巡りルートとも)です。ここは左に進みました。ここから先、当分は右側斜面には大きな石(岩)がごろごろと転がっていて、今にも落ちて来そう!でした。 でこれが「平成のビーナス」です。岩見ルートということもあり、どの岩をどのように見たらそう見えるのか?と思っていたら、ある参加者の方に「木」の方を見ればわかるといわれ・・・わかりました! この岩あたりも一方に「親子岩」とあり、そのすぐ近いには「夫婦岩」とあるのですが・・・ ずっと平坦な登り道ですが、一か所だけこの「岩場」を乗り越えます。今登ろうとしている参加者のお母さんは、前日子どもが足を痛めたので、今回の参加を見合わせようと思ったのだそうですが、やっぱり登りたいということで参加いただきました。ありがとうございます。そして、お疲れ様です。 この屏風岩を過ぎた辺りで今度は右方向に向きを変え右手に「岩の積み木(まさにそんな感じ)」を見ながらジグザグに急斜面を登ります。 もしここで地震が来たらどうしようと思うくらいの巨大な岩が、標高差約50メートルにわたって積み重なっています(写真に撮れたらよかったのですが、私のiphoneのファインダーには納まらないくらいの壮大な大きさでした)。

その登りもあとわずかというところに「鬼ヶ城」があります。 説明では「昔、ここに鬼神が住んでいたと言われている」とあり、大きな岩でちょっとした雨宿りなら出来そうなところです。

そこからすぐ先で、いったん分かれた尾根ルートと岩見ルートが合流します。ここが「百畳岩」でしょうか?2度目の休憩です。 「岩の積み木」の一番上になるのだと思います。南アルプス方面がよく見えています。右の大きな山は仙丈ケ岳ですね。

ここからしばらく尾根ルートを登ります。すると守屋山東峰から前岳(1515mピーク)へと続く稜線にでました。「一休平」だそうです。 ここから左に稜線を登って行きます。その前に一休み。 写真奥に見えるジグザグの道を登ります。このあたりから今まではほとんど見なかった笹が多く茂っています。 今回の登山でここの登りが一番きつい坂だったと思います。なにしろ「一休平」の看板に「
五十曲 試練坂」って書いてありましたし・・・  と、いうことのようですので・・・

で、杖突峠コースと合流しました。 この写真中央が杖突峠からの道です。立石コースは右側です。そこを登ってきたのですが、もう振り返れば・・・ そして・・・ 東峰山頂に到着!!です。「守屋山山頂 1631.2m」とありました。でも、目指すは西峰。ここの景色も360°の展望ですが、もう少し頑張ります。
西峰に向かう稜線は穏やかな道で距離が約500メートルあるのですが、あまり苦も無く歩けます。途中で、一旦立ち止まります。それが・・・ このブナの木です。洞の部分に木や石を彫った観音様などの彫り物が置いてあります。

またしばらく歩くと、右側にコンクリート作りの小さな小屋(「ラビットハウス」だそう)があって・・・「絵に描いた様な頂上」という景色が見えてきて・・・ 西峰頂上に到着!!です。こちらは「守屋山頂上(1650.3m)」となっています。東峰とは微妙にニュアンスが違いますね。まぁ、こっちの方が約20メートル高いのですが・・・(ちなみに守屋山の標高は平成26年4月1日付で1650.6mに改訂されています)。

ここで、お昼ごはんです。 みなさん思い思いの場所でお弁当です。頑張って登ってきてよかったと思える瞬間です・・よね!

山頂からの眺めも素晴らしく360°の展望です。 クリック!すると大きな写真で表示します。西~北~東方向の写真で、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、その下には諏訪湖、その奥は霧ヶ峰、蓼科山、八ヶ岳あたりが見えていると思います(北アルプスはほとんど霞んでしまっていましたが)。
振り返ると南アルプスの甲斐駒ケ岳、鋸岳、北岳、仙丈ケ岳が手に取るように見えました。また、先日登った高鳥谷山や、昨年登った戸倉山(伊那富士)、二児山なども確認できました。

で、例のごとく記念写真!! 今回は小学校低学年男子の参加が数名あり、ここまで登ってくるうち打ち解けていたせいもあるのでしょうか・・・「変顔」してます。

間もなく下山というところで、堤先生から周りに見える景色、山々を説明したいただきました。 さて、後ろ髪をひかれる思い?ですが、下山です。ちなみにこのすぐ下のラビットハウスの中は こんな感じです。でも、なぜ「ラビット」なのかはわかりません。まぁ、「うさぎ」はたくさんいますが・・・

で、東峰手前まで戻ってきました。 ここに守屋神社奥宮があります。祠は西を向いています。たぶん守屋神社(国道152号沿いにある神社です)からの登山ルートがここよりわずか西のところにつながっているからこの向きなのでしょう(そうすることで登ってきた正面にこの祠が鎮座するということで・・・)。

東峰も越え、杖突峠コースの分岐とおり過ぎ、一休平を少しすぎたとこで、今度は
浅間の滝ルートへと右に分岐しました。 登ってきたときの尾根ルートより急な下り坂を少し下りると浅間の滝があります。  滝といっても大量な水が落ちるというものではなく、巨大な岩肌を水が湿らすかのように流れ落ちているといった滝です。ここには富士山の祭神である木花開耶姫(こなはなさくやひめ)が祀られているのだそうです。

ここからはほぼ平坦な道を歩き「百畳岩」から今度は尾根ルート方向に下山します。すると 鬼ヶ城頭岩という岩があらわれました。登るときに見た鬼ヶ城の岩の上の部分でしょうか?とすると、この岩の向こう側を登ってきたということになるわけですね。また、少し下りたところには・・・このような楢の木がありました。「仲良楢(なかよしなら)」でしょうか?確かに「仲良」も「なら」と読めないこともないですね。ともあれ、この看板の文句、理想です。  立石まで戻ってきました。こちらから見ると、いつ下に転がり落ちてもおかしくないって感じがしますね。 で、いよいよ登山口までおりてきました。下りは一度の休憩もせず一気に下りてしまったという感じです。でもとても気持ちの良い登山でした。

今回も5ファミリーを含む7組の方の参加をいただき、楽しく登山できました。
特に低学年の男の子たちは学校は別々なのですが、意気投合してお友達になれたようです。
ありがとうございました。

で、今回歩いたのはこんな感じです。 







 





















報告者は「にしやん」でした。 
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