長野県松川青年の家での出来事をお知らせします。 記事の一覧は「↓↓ Archives ↓↓」をクリックしてください。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
夏休みも終わり、青年の家の夏合宿などによる繁忙期も終わりました・・・ので、松川プログラム「南信州自然探訪シリーズ」も再開!
で、伊那市にある「権現山登山」を行いました。この山の標高は1749.3m(イナヨクミエル?)です。
今回は参加者が5名と少なく、天気も朝のうちは曇り空で雨も「ポツポツ」と・・・でしたが、めげずに登ります。 この写真ではわかりにくいのですが、林道をほんのわずか進んだところで登山口となります。
今回の登山口は伊那スキーリゾートのリフトの最高点付近でした。こんな感じです。 登山口から200メートルほど進んだところで沢を渡りました。
ここからしばらくは東向きの斜面を南方向に向かってトラバースして行きます。
登り始めてから約50分で「土俵跡」に到着しました。ここで小休止です。 今、登ってきたのはこの手前の道ですが、ここで大きく右にカーブして、S字のようにくねくねとした道を登りました。
そのあと尾根道に出て、しばらく行くと別ルートからの合流点(下りなら分岐点)に差し掛かります。 この写真は頂上から下りてきたときの向きから撮りました。我々はこの右手から登ってきたことになります。
ここまで来れば、頂上ももうすぐ、頑張って登ります。すると20分も歩かないうちに・・・ 頂上到着!?(確かに権現山頂とありますよねぇ~)
で、振り返ればこの項展望!
三峰川が天竜川へと注ぐあたりが、しっかりと見えます。川の両岸は水田が広がり間もなくの収穫を待っているようでした。写真はありませんが、その先の南アルプスには、甲斐駒ケ岳や鋸岳もうっすらと姿を見せていました。
ここで、参加者のみなさんは昼食をとります。登る途中で本当に僅かな雨もありましたが、ここにきて空には晴れ間も見えてきました(でも汗が冷え少し寒かった?)。 この写真は山頂付近の↓↓↓この岩の上から撮りました↓↓↓
で、恒例の山頂集合写真ですが・・・ちょっと寒かったのと堤先生が数十メートル下にあるブナの木の実を拾いたいということで、写真を撮る前に下りてしまった参加者がいいたので撮れませんでした。ごめんなさいm(__)m
その木の実拾いがこんな感じで・・・たくさん拾えたみたいです。今回は、堤先生から「今の山を本来のブナの森のある山に戻すには100年以上かかる。けれどもそうやって山を守らなくてはいけない」ということ、そしてそういう山を作り出すメカニズムを教えていただきとても勉強になりました。詳しいことは省きますが、ブナの種を蒔いたからすぐにそこにブナの森が出来るわけではないということです。
おまけ その1 「危険動物」
帰り道に「コヤツ」と出会いました。 「マムシ」です!危なかった!登山道はこのすぐ左で、「ヤツ」はとぐろを巻いて我々を威嚇していました。
何の被害もなく下りることができましたが、山にはこういった危険動物がいることを改めて思い知らされました。
おまけ その2 「我々が登ったのは本当の頂上?」
これは秘密にしておきたかったのですが、頂上付近の大きな岩(↑↑上記写真参照↑↑)の左手には(今この道で登る人は少ないみたいですが)木曽駒ヶ岳への登山道がありそこを数十メートル進むとこんなものが・・・
ここには「れっきとした」ニ等三角点があり「権現山山頂」・・・と。
ただ、ここはまわりが林に囲まれ展望は全くありません。
さて、次回は南信州自然探訪シリーズでは今年度最後の登山!「鬼面山」です。ぜひみなさんの参加をお待ちしています。
報告者は「にしやん」でした。