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鬼面山(1890m)登山!
伊那山地(伊那山脈とも)の最高峰!その名も「鬼面山(1890m)」に登ってきました。

大鹿村と飯田市上村の境にある地蔵峠から登山開始です。
登り始めて僅かすぐのところにお地蔵様がいました。峠の名前の由来ですね。 かつての秋葉街道がここを通っていて、きっとこのお地蔵様が旅人達を見守っていてくれたのでしょう。この登山の無事もお願いして登ります。

お地蔵様の左わきをすり抜けるように通ると、この山は西に向かっての尾根道となります。 特に北側の斜面は絶壁!(写真ではわかりにくいのですが)なので、慎重に登ります。 結構な急登で、写真で見るより細い尾根道が続きます。

30分ほど登ったところで、1回目の休憩となりました。登山口から急登で、尾根道が続いているので、結構疲れます。しかしもうしばらくは同じような道が続きます。そしてついに 登山口から続いた尾根道のピーク「↓↓ 貴ノ峰(1585m)↓↓」を通過!  するとここからは少し左にまいて進みます。しばらくなだらかな上り下りが続きます。 この山は基本的には尾根道を登るのですが、この辺は結構広い尾根です。
途中、こんなキノコ(?だと思うのですが・・・)も見ました。「こぶ」の様な、「ジャガイモ」の様な・・・ちょっと不気味です。  少し下り鞍部を通り抜けるとダラダラ登りに入ります。標高でいうと約1600m~1800m位を一気に、でも、ダラダラ登ります。 で、ダラダラ登りの途中で2度目の休憩です。 10分くらい休憩して・・・まだダラダラ登りが続きます。 こんなところを通って(距離はあと1/3ほどか!)・・・ もう少し頑張ってダラダラ登ると・・・ あと500m!ダラダラ登りもこの辺まで、もうすぐ山頂です。

ずっと林の中を歩いてきましたが、前方が明るくなったような・・・何か人工物が見える! で、山頂到着。明るい!! 見えていた人工物は丸太でできた木の櫓でした。 ここへの到着はちょうど12時!みなさんもずいぶんお腹がすいていると思います。お弁当にしましょう・・・ですが・・・ みなさん櫓までもうひと登り!!・・・気持ちわかります。この天気ですから食欲よりも勝りますよね。
みなさんが見ていた景色はこんな感じです。
まず南~西~北のパノラマです。左方は 愛知県境の茶臼山あたりから恵那山・中央アルプスの山々!下に見える里は伊那谷です。

今度は北東~東~南のパノラマです。 南アルプスの前衛の山々の上からところどころ3000m級の山が顔をのぞかせています。

もう少し細かく見てみましょう。 北西方向、中央アルプス南部の山々です。写真中央のピークが南駒ヶ岳、百間ナギのちょうど上あたりが赤梛岳(あかなぎだけ)、右の平らに見えるところが空木岳でしょうか?5月に登った傘山からは手にとれるくらい近くに見えた山々です。 この林間から見えているのは北東方向の塩見岳だと思います。 そして、東から少しだけ南方向に目を向けると、中央手前の山が奥茶臼山、その左は前茶臼山、その稜線の向こうから顔を出しているのは、荒川岳(でいいのかな?)奥茶臼山のすぐ右奥が赤石岳~大沢岳・聖岳そして光岳方面でしょうか?

みなさん食事も後回しで見とれていました。というか、何名かの方は櫓の上でお弁当!でした。
 
ということで、頂上での滞在時間も当初より長くとり、景色や食事にみなさん満足された様子なので、恒例の集合写真! 今回はどうでしょうか・・・写真はどうであれ、みなさんよいお顔をされています。担当の私としてもうれしい限り・・・ご参加いただきありがとうございました。

で、山を下ります。すると・・・ 右奥は北岳?(仙丈ケ岳かも?)あたりでしょうか?そして、左手前の双耳峰は7月に登った二児山です。青年の家あたりから見ると西峰の陰になり見えない東峰がはっきり見えます。

さて、かなり下りてきました。登り始めの狭い尾根を今度は下って行くのですが・・・ こうやって見るとすごい傾斜です(よく登ったなぁ~)。ロープを頼りに下りていきます。登るときより下りるときの方が怖い!!

そうはいっても、下りはさすがに早く休憩も一回だけでした。その休憩場所がここです(解説本などには作業小屋と書かれている場所です・・・が、今小屋はありません)。 今回は、いつも参加していただいている方、2,3回目の方、そして2家族は初めての参加の方でしたので、ここで堤先生の提案で自己紹介というか感想発表をしました。登り始めのときは知らないどうしのみなさんもここまで来れば結構打ち解けてお話されていました。
鬼面山・・・名前はちょっと怖い山ですが、登りがいのあるとてもいい山でした。 地蔵峠まで下りてきてふと振り返り、今日の無事をお地蔵様に感謝しました。

今回歩いたのはこんな感じです。






















報告者は「にしやん」でした。



 
 
 
 
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